リテーナー(retainer)、日本語では保定装置と言います。さてどの様に使うのでしょうか?
皆さんは、凸凹や、出っ歯、受け口等の歯並びを数年かけて、機能的で、綺麗な歯並びに治しましたね。矯正装置が取れてやれやれとお思いでしょう。しかし、そのままにしておくと歯はまた少しずつ開いてきたり、ガタガタになってきます。(後戻りと言います)
足や手を骨折して白い石膏のギブスをした人を見かけたことがあるでしょう。しかしながら、人は食事をしたり、お話をしたりしますので歯にギブスをする訳にはいきません。そこで、後戻りを防ぐ即ち、正しい位置に並んだ歯が動かない様にする為に、リテーナーが必要になってきます。リテーナーには色々なタイプがあります。下図を参考にしてください。
上顎用
下顎用
■ 今まではこのタイプが多かった
■ 今は審美性に優れたこのタイプ
(殆ど他の人には分かりません)
■ 固定式、歯の裏に特殊な接着剤で留める
(表からは見えない)
■ 可撤式(透明)で就寝時に使用
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上顎用はすべて可徹式です